なりさん江戸時代の初期、中期、後期って風呂の入り方とか違ってきてた?また何日に1回入ってたの?値段はどれぐらい?
江戸の 初期→中期→後期 で「風呂の入り方」「頻度」「値段」はがっつり変わっていくで。
時代ごとの“生活の温度”をそのまま説明するわ。
1. 江戸時代【初期】(1600〜1700年ごろ)
■ 風呂のスタイル
まだ「湯屋(銭湯)」は発展途上で、形式は
蒸し風呂(サウナに近い)+かけ湯 が主流。
- 湯船に浸かるというより
蒸気で汗をかいて、最後に水か湯をかけて終わり。
初期は「風呂=健康法」で、娯楽性は弱かった。
■ 入浴頻度
庶民:3〜5日に1回くらい
侍や上層:もう少し少ない(「汗落とし」の感覚)
そもそも湯屋がまだ少ないから、行きたくても行けない町も多い。
■ 値段
初期は資料が少ないけど、
金額感としては 4文〜6文(現在の数百円以下の感覚)
まだ“高い贅沢”だった。
2. 江戸【中期】(1700〜1800年)
いちばん“江戸文化”が成熟していく時代。
■ 風呂のスタイル
ここで決定的な進化が起こる。
湯船につかる「風呂屋」文化が定着。
- 湯船(熱め)に浸かる
- 湯気がこもる狭い空間
- 男女混浴が当たり前(のちに禁止)
現代の銭湯に近づくけど、まだ シャワーも洗い場も無い。
桶で湯をくんで体にかける。
■ 入浴頻度
江戸は人口密集地で湯屋が多いから、
庶民はなんと 毎日 or 2日に1回 入る人も普通におった。
地方でも週2〜3回のペースまで増える。
江戸の人は「江戸っ子は湯好き」で有名やね。
■ 値段
だいたい 8文〜12文(時代により上下)
現代貨幣でいうと 100〜150円くらいの感覚。
毎日でも行ける価格帯に落ち着いた。
3. 江戸【後期】(1800〜1868年)
人口100万都市・江戸の“風呂屋天国”が完成する時代。
■ 風呂のスタイル
- 湯船に浸かる文化が完全定着
- 蒸し風呂も残るが、主流は湯船
- 洗い場はまだ無い(明治以降)
- 湯は激熱(43〜46度)
さっと浸かる“江戸風”
江戸後期は完全に 風呂=娯楽・社交場 になってる。
番台も生まれ、
「風呂帰りに一杯」「湯屋で客引き」など、
周囲には飲食も増えて“総合レジャー化”。
■ 入浴頻度
平均すると 1〜2日に1回。
特に男性は仕事前に「朝風呂」も多い。
江戸後期の庶民は今とほぼ同じくらい清潔志向。
■ 値段
後期は 12文前後で安定。
毎日でも払えるライン。
江戸の風呂文化はこう変わったで。
- 初期:蒸し風呂。3〜5日に1回。4〜6文。
- 中期:湯船文化へ。ほぼ毎日入る人も。8〜12文。
- 後期:完全に銭湯文化。1〜2日に1回。12文前後。
江戸の人は現代人より「風呂好き」やったとも言われるくらいや。

