戦場と民衆– War and People –

戦場と民衆

教科書が語るのは、武将の戦略と合戦の勝敗。
でも、戦場になった村の人々はどうなったのか?

戦国の民は、決して無力ではなかった。
山へ逃げ、中立を保ち、時には武装して村を守った。
戦後は、焼け野原から村を立て直し、
城を築く普請現場で命を懸けて働いた。

「石垣の一段に一人の命」と呼ばれた現場。
「此下ニ人足三百有余人之骨ヲ葬ル」と刻まれた地蔵。

輝く天守の下には、名もなき人々の骨が眠っている。
彼らこそが、戦国を終わらせた"最後の兵士"だった。

ここでは、武将ではなく、民衆の視点から戦国時代を語る。